KiKusa展 みえないものにふれている

KiKusa展
みえないものにふれている Toucher quelque chose d'invisible
草と詩文のInstallation | 草のサークルから逃げ出した鳥と僕

2021.11.6 sat - 11.21 sun
休廊日 10 wed,17 wed
10:00 -18:00
KiKusa在廊日 11.6sat, 7sun

ひとはなにをしんじていきるのか
ひとの心にある無数の「とびら」
まだ一度も開けたことのない「とびら」

開ける意味をみつけられなかったのだろうか
小さくてあることに気がつかなかったのだろうか
あるいは開けることが怖かったのだろうか
なにかのきっかけでその「とびら」が開くとしたら
そのむこうがわにあるのは

「よろこび」だろうか
「かなしみ」だろうか
しんじるものは目にみえないかもしれない
そのはじっこに触れようとするなら
僕は弱さのまま握りしめて「とびら」に手をのばす

想像してほしい
みえないものにふれている

堀之内 信哉

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