木工家|川合優
素材にただ手を加えたことを工芸というのだろうか-。
昨今における木工芸は次第に山から離れ、森から離れ、木から離れ、
形のみを追い求めるものとなった。
川合氏の作品はいつも山や森を見つめている。
素材と向き合い木を通じて伝えたいことがはっきりと伝わってくる。
表紙の作品は350 年前の材をフォークリフトで割っものであり、
彼が今思うことをはっきりと提示した作品である。
裏面のブロック材は長い時間、風雨に晒された面と切ったすぐの面を同時に見せた時間軸の作品であり、
木がもつ可能性とそれに対しての敬意が伝わってくる。
木工家 川合優氏の作品展をご覧いただき何かを感じとっていただければ幸いです。
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2024.8.24.sat. _ 9.8.sun.
Open Hour | 10:00 _ 18:00
Close | Wednesday, Thursday
Online sales | 9.4.wed.21:00 _ 9.9.sun.17:00(予定)
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